地名紹介 河南(京西北路・京西南路)
せいけいかなんふ (らくよう)
西京河南府 (洛陽)
北宋の四つの都の一つ。京西北路に属す。別称は洛陽。現在の河南省洛陽市。薛永の出身地(37回)。
もうしゅう
孟州
北宋の京西北路に属す。現在の河南省孟州市。城内に施恩の父が典獄を務める牢営・安平寨がある。また管内に十字坡、快活林、飛雲浦などがある。管内に十字坡がある(17回)。陽穀県で潘金蓮・西門慶を殺した武松が配流された地(27回−)。
じゅうじは
十字坡
孟州の管内にある土地の名。張青・孫二娘夫婦が営む居酒屋がある。東京を追われた魯智深は十字坡で、張青・孫二娘夫婦と知り合い、二竜山へ登ることを勧められた(17回)。
かいかつりん
快活林
孟州の東門城外十四、五里にある交易所。旅籠やばくち場、両替場などが集まる。「武松 酔って蒋門神を打つ」の舞台。孟州の典獄の息子・施恩は自分が取り仕切っていた快活林を、蒋門神蒋忠に無理矢理奪い取られてしまい、囚人として孟州にやってきた武松に仇討ちを頼む。これを引き受けた武松は酔っぱらいながら蒋門神を打ちのめして快活林を奪い返した(29回)。しかし武松が張都監に陥れられて投獄されると、施恩は再び蒋門神に快活林を奪われてしまった(30回)。
ひうんぽ
飛雲浦
孟州の管内にある土地の名。広々と開けた川っ縁。「武松 大いに飛雲浦を閙がす」の舞台。孟州で罪に陥れられた武松が、恩州へ配流される途中に通った場所。武松はここで、護送役人と張都監が放った刺客に命を狙われるが、これを返り討ちにした(30回)。
ていしゅう
鄭州
北宋の京西北路に属す。現在の河南省鄭州市。徐寧を迎えに東京に赴いた湯隆と時遷の会話の中に出てくる(56回)。童貫麾下の兵馬都監・陳ショの赴任地(76回)。正受団練使・王文斌の赴任地(88回)。
ちんしゅう
陳州
北宋の京西北路に属す。現在の河南省周口市淮陽県。韓滔の登場時の赴任地(55回)。童貫麾下の兵馬都監・呉秉彜の赴任地(76回)。王慶が陝州に流罪にされ服役しているときに、管営の張世開の使いで陳州に角弓を買いに行った(103回)。
きょしゅう
許州
金代の地名。北宋の潁昌府。京西北路に属す。現在の河南省許昌市。童貫麾下の兵馬都監・李明の赴任地(76回)。王慶の反乱が激しくなり、禹州・許州・葉県は急を告げる上申書を朝廷に送った(101回)。
じょしゅう
洳州
汝州のことか。北宋の京西北路に属す。現在の河南省汝州市。童貫麾下の兵馬都監・馬万里の赴任地(76回)。
すうしゅう
嵩州
金代の地名。北宋の河南府南部。京西北路に属す。現在の河南省洛陽市嵩県。童貫麾下の兵馬都監・周信の赴任地(76回)。
とうしゅう
唐州
北宋の京西南路に属す。現在の河南省南陽市唐河県。童貫麾下の兵馬都監・韓天麟の赴任地(76回)。
とうしゅう
ケ州
北宋の京西南路に属す。現在の河南省ケ州市。童貫麾下の兵馬都監・王義の赴任地(76回)。