だいしゅうがんもんけん
代州雁門県
北宋の河東路に属す。現在の山西省忻州市代県。要塞雁門関を擁し、遼国と国境を接する。州管内には仏教の聖地・五台山がそびえる。雁門県は代州の第一属県で、代州城と同じ城市に役所があるはずだが、『水滸伝』では、別の場所であるように書かれている。
鎮関西を殴り殺して逃亡中の魯達がたどり着いた地。魯達は、ここで渭州で別れた金父娘と再会する(第4回)。
しちほうそん
七宝村
代州雁門県から十里ほど離れた場所にある村。
五台山の施主・趙員外の屋敷がある。鎮関西を殴り殺して逃亡中の魯達が一時身を寄せた地(第4回)。
ごだいざん
五台山
代州管内にある仏教の聖地。七宝村から三十里ほどの距離。実在の山で、現在の山西省忻州市五台県管内にある。智真禅師が長老を務め、五・六百人の僧が修行を行っている仏寺・文殊院などがある。「魯智深 大いに五台山を閙がす」の舞台。
七宝村の趙員外は逃亡中の魯達に、自らが施主を務める五台山・文殊院で出家するように勧める。魯達は文殊院の智真長老のもとで出家し、智深という法名を授かるが、二度にわたって酒を飲んで暴れ、破門されてしまった(第4-5回)。
ごだいふくち
五台福地
五台山のふもとにある五、六百戸ほどの町で、多くの家や店は五台山の寺から出資を受けている。
寺を抜け出した魯智深はふもとの酒場で酒を飲み酔っぱらって寺へ帰った。またここの鍛冶屋に禅仗と戒刀を打たせた(第4-5回)。
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