好漢紹介
臂健開弓有準
身輕上馬如飛
彎彎兩道臥蠶眉
鳳翥鸞翔子弟
戰鎧細穿柳葉
烏巾斜帶花枝
常隨寶駕侍丹墀
神手徐寧無對てんゆうせい きんそうしゅ じょねい
天祐星 金鎗手 徐寧
東京開封府の禁軍金鎗班の武術教頭。代々家に伝わる金鎗法と鈎鎌鎗法を得意とし、あだ名は金鎗手。身の丈五・六尺寸、白い丸顔に三すじの黒ひげ、がっしりとした腰つき。湯隆の従兄。かつて同じく禁軍教頭であった林冲と親交があった。妻子とともに住む。
呼延灼率いる官軍の連還馬法に苦戦を強いられる梁山泊軍は、湯隆の勧めで連還馬を破る鈎鎌鎗法を唯一知る徐寧を仲間に引き入れることを画策する。ある時、徐寧は留守中に家宝の鎧・賽唐猊を梁山泊の時遷に盗み出されてしまう。家宝を盗まれ意気消沈しているところに、従弟の湯隆が訪れてくる。徐寧が湯隆に賽唐猊が盗まれたことを告げると、湯隆は心当たりがあるという。徐寧は湯隆と共に泥棒の行方を追っていくが、途中立ち寄った居酒屋で徐寧はしびれ薬入りの酒を飲まされ気を失い、梁山泊の山寨へ連れ去られた。
徐寧は、ひどい目に遭わされたことに腹を立てるが、家族や家財をも梁山泊に連れてこられ、帰る場所を失い、説得され梁山泊に身を落ち着けることになる。徐寧は早速、兵たちに鈎鎌鎗法を教え込み、梁山泊軍は呼延灼の連還馬を打ち破ることに成功した。
入山後は騎兵の頭領を務める。華州戦、茫碭山戦、曽頭市戦、東平府戦、東昌府戦に参戦。華州戦では護衛兵を装って偽の宿元景一向に扮した。茫トウ山戦では八陣の一角を守った。第二次曽頭市戦では、関勝・単廷珪・魏定国と共に援軍として駆けつけ、敵の援軍の青州軍を蹴散らした。東平府の戦いでは、敵将董平と五十合にわたって打ち合うが決着はつかなかった。東昌府戦では先陣を切って張清に戦いを挑むが、石つぶてを眉間に当てられ逃げ戻った。
梁山泊での席次は第18位、騎兵軍の小彪将兼斥候のひとり。