好漢紹介
盔上紅纓飄烈焔
錦袍血染猩猩
獅蠻寶帶束金〓
雲根靴抹綠
龜背鎧堆銀
坐下馬如同獬豸
狼牙棒密嵌銅釘
怒時兩目便圓睜
性如霹靂火
虎將是秦明てんもうせい へきれきか しんめい
天猛星 霹靂火 秦明
青州の兵馬総管で都統制。開州の出身。気が短く怒りっぽい性格で、声は雷鳴のようで、あだ名は霹靂火。代々武官の家柄で万夫不当の勇を持つ。狼牙棒の使い手。黄信の武芸の師匠。
清風寨の武官の知寨・花栄が罪人宋江をかばって清風山の山賊と共に謀反を起こしたとの知らせを受け、青州知府慕容彦達の命を受け清風山へ討伐の兵を出す。秦明は花栄と五十合ばかり渡り合うが互角で、そのうち花栄が射た矢を兜のふさに受け驚いて兵を退く。再度攻めかかるが、清風山の伏兵に兵を一人残らず破られ、自らも落とし穴に誘い込まれて清風山で捕虜となる。花栄がかばっていた罪人が山東の及時雨宋江だと言うことを知った秦明は、清風山の好漢たちと打ち解けるが、山賊の仲間になることは良しとせずに、山を降りて青州城へと向かった。
秦明が青州城へ戻ってみると城下の民家が荒らされており、人々は殺され家々は焼き払われていた。すると城門に慕容知府が現れ秦明を逆賊と罵る。昨晩、秦明の一隊に扮した清風山の山賊が青州城下を荒らし回っていたのだった。秦明は罪を着せられ、妻もすでに処刑されていた。致し方なく清風寨へ戻った秦明は、ひどい仕打ちをした宋江や花栄を攻めるが、もはや青州へは戻れず、また礼をもって遇されたため、宋江らの仲間になることにする。また後妻として花栄の妹を娶ることとなった。その後、清風寨にいた弟子の黄信を説得して仲間に加え、劉高の家族を皆殺しにしたあと、一行は梁山泊へ身を寄せることになった。
入山後は、騎兵の頭領となり、しばしば先鋒をつとめる。祝家荘戦、高唐州戦、対呼延灼戦、青州戦、華州戦、北京戦、対関勝戦、曽頭市戦に参戦。祝家荘戦では、祝竜を一騎打ちで追い返し、欒廷玉とも有利に戦うが、深追いして伏兵の絆馬索にかかって生け捕りにされ捕虜になった。高唐州戦では、敵の統制官・温文宝と戦い狼牙棒で頭をたたき割った。対呼延灼戦では、先鋒の第一陣をつとめ敵将の韓滔と戦い、二十合ほどでこれを追い返した。青州戦では、敵将呼延灼と四、五十合も渡り合った。呼延灼が梁山泊軍へ投降すると共に青州城へ攻め入り、かつての上官慕容知府を見つけると、狼牙棒で叩き殺した。
華州戦では、花栄らと共に伏兵となって宿太尉を待ち受けた。第一次北京戦では、韓滔・彭玘とともに一陣を率いて戦い、敵将索超と二十合あまり渡り合った。対関勝戦では、孫立と共に宣賛を相手取って戦い、宣賛を馬からたたき落としてこれを生け捕りにした。第二次北京戦では、欧鵬・燕順・楊志と共に第四隊を率い、北京城へ攻め入った。曽頭市戦では、花栄と共に馬麟と鄧飛を率いて南の陣を攻めた。乱戦の中で李逵が負傷すると花栄と共に飛び出していってこれを救った。さらに敵将史文恭が討って出てくると、一騎打ちでこれを迎え撃つが敵わず、逃げようとするところを腿の裏を刺されて落馬して負傷し、山寨へと送り返された。
梁山泊での席次は第7位。騎兵軍五虎将のひとり。