好漢紹介
目炯雙瞳
眉分八字
身軀九尺如銀
威風凜凜
儀表似天神
義膽忠肝貫日
吐虹蜺志氣凌雲
馳聲譽北京城内
元是富豪門
殺場臨敵處
衝開萬馬
掃退千軍
殫赤心報國
建立功勳
慷慨名揚宇宙
論英雄播滿乾坤
盧員外雙名俊義
河北玉麒麟てんこうせい ぎょくきりん ろしゅんぎ
天罡星 玉麒麟 盧俊義
北京の大商人。登場時32歳。鋭い目つきと眉、身の丈九尺で優れた風采をしており、あだ名は玉麒麟。棍棒を取らせては天下無双、代々豪商の家柄。河北の三絶と讃えられる。妻に賈氏。使用人に李固・燕青など。首領晁蓋を失った梁山泊は、次期頭領候補として河北の玉麒麟盧俊義を仲間入りさせようと考える。易者に化けた呉用が北京に乗り込んでいき、盧俊義に不吉な相が出ているので泰山にて厄払いをするようにと勧める。これを真に受けた盧俊義は李固を連れ、山東へ向かうが途中梁山泊の好漢に囲まれ、水辺へ追いつめられ張順に生け取りにされた。宋江らは盧俊義を歓待したが、盧俊義はしきりに北京へ帰りたいと訴える。呉用は盧俊義の家族を安心させるためと言って、李固を先に帰したが、ひそかに「盧俊義は梁山泊に仲間入りしたのだ」と李固に告げていた。
これより数ヶ月、頭領たちは連日盧俊義をもてなし、家に帰れないようにした。盧俊義は2ヶ月後ようやく返してもらったが、この間に李固は盧俊義の妻の賈氏と結ばれており、燕青を追放して盧家の家財を乗っ取っていた。北京城外に追放されていた燕青の諫めも聞かず、家へ戻った盧俊義は「梁山泊の賊と通じている」という罪で逮捕されてしまう。
盧俊義は流罪となり、護送中に護送役人に殺されそうになるが、燕青が矢を放って護送役人を射殺し盧俊義を救い出す。燕青が梁山泊へ事を知らせに言っている間に盧俊義は再び逮捕され、北京にて死刑の宣告を受ける。まさに処刑されようとしたとき、梁山泊の好漢石秀が刑場に乱入して一命を取り留める。しかし石秀ともども捕まり、またも牢に入れられてしまう。その後、牢役人の蔡福・蔡慶に守られ、梁山泊軍が北京を攻め落とし盧俊義は救い出された。盧俊義は自ら賈氏と李固を殺し、燕青と共に梁山泊の仲間入りをする。
入山後、曽頭市の戦いに参加し、晁蓋の仇史文恭を捕らえる。宋江は晁蓋の遺言通り、史文恭を捕らえた盧俊義を首領に押すが、盧俊義は宋江こそ首領にふさわしいと固辞して受け入れない。結局、東平府・東昌府の二府を攻め先に攻め落とした方が首領となることとする。盧俊義は一隊を率いて東昌府に攻め寄せるが、猛将張清の抵抗にあい苦戦を強いられ、宋江らの助けを得てようやく攻め落とした。好漢たちの意見に従い、首領には宋江が座り、盧俊義は副首領に推された。
梁山泊での席次は第2位、梁山泊の兵を統べる頭領。